不思議体験

ここでは私『不動 龍』が体験した不思議な出来事を紹介いたします。
順次、記載していきます。

第一話 『綺麗な花畑』

 まだ3歳か4歳の頃、自宅の敷地内で遊んでいて突然道路に飛び出してしまいトラックに撥ねられて引きずられてしまった。そのまま病院に運ばれたが顔面はすべて傷つき腫上がりミイラ男状態だった。医者は手を尽くしたが今晩が峠と宣告したと後に聞く。当の私ははっきり言ってその時と、その前の記憶がない。ただ憶えてるのは、すごく綺麗な花畑に立っていたことと、一人の女の人がいたことだけである。


第二話 『祖母』

 小学生の頃、よく祖母の所に行っていた。祖母の家には一部屋出雲大社の分社として祭壇があった。祖母はいつもその部屋いて私が体調が悪い時などは手をかざしなにか呪文を唱えて瞬時に治してくれた。後にその呪文のようなものは古代中国のお経だったと知る。祖母のところには全国より多くの人が訪れていて身の回りの世話をする人のいたことを憶えている。小学校高学年の時祖母は他界したが不思議といつもそばにいてくれるように想えた。その後祖母が『龍の頭』と言われていたという事を聞いた。


第三話 『金縛り』

 15歳の頃より夜中に幾度か金縛りに遭った。必ず決まった時間に・・・低い音が耳に入り襲ってきた。恐る恐る目を開くと黒い影が足元にあり次の瞬間胸の辺りにのっかかって来たり、ある時は窓の方より光が入ってきてその先に小さな女の子が立っていた事もあった。その時不思議と自分の中で何か呪文が浮かび唱えていた。。すると金縛りは解けて楽になった。金縛りはしばしばあり、17歳になる頃まであった。


第四話 『誰かが足を』

 高校生1年の夏休み前、クラブ活動『ヨット部』の時に海の上で突然の強風・・・海に放り投げだされた。救命胴衣を着けていたのになぜか、手を伸ばしても水面に出ない。その時感じたのは誰かが自分の足を引っ張っていた。しばらくもがいていた時スッと光が差してきた感じがしたと思ったら足は離され水面に体が浮かんだ。それから練習に戻り岸に上がった時、ふと足を見たらしっかりと手のあとが残っていた。そのあとは3週間くらいで消えた。あの時は誰が・・・そしてあの時の光は?


第五話 『UFO』

 17歳頃より何か空が気になって見上げると『UFO』らしきものが目に入る。夜は特に部屋にいて外が気になり外に出て見上げると必ずそこには『UFO』が見えた。眠っている時にいくつかの『UFO』の夢を見る、しばらくするとその光景を目の当たりにした。『UFO』を見ている時はいつも何か頭の中に言葉が入ってくる事が多い。これは今も続いていて多い年には年間50回も目撃する。友人といる時もあり、数人は一緒に目撃している。これがどういうことかは今も良くわからない。


第六話 『トンネルの入口で』

 19歳の時、一人で京都に旅行に行った帰り名神高速を走っていてあるトンネルに差し掛かった時、突然目の前に人が現れた・・・追い越し車線を走っていたのでかなりのスピードが出ていた。とっさに減速して走行車線に移ったがふと後ろを見ると人影がない。一体何だったんだろうか?しかし、トンネルの中では、追い越し車線が渋滞状態で停車していた。あのままのスピードで直進していたらおそらく追突していたかもしれない。背筋がゾッ!とした出来事だった


第七話 『橋の上で』

 20歳の夏、隣町の友人宅に行った帰りにある橋を通った。その橋はいつもよく通る橋で何故だかいつも中央付近の街灯がついてない。その日は午前2時頃、橋に差し掛かったときにフワッと生暖かい風が吹いてきた。気味悪いと思って橋を進むとついてない街灯の欄干に白い影が・・・あまり見ないようにして進んで通り過ぎる瞬間、その影は濡れた女の人だった。ゾッとした瞬間にその影は消えてしまった。その後、時より見かけることがあったが1年位したら見なくなった。


第八話 『大きな怪我の時』

 19歳の時、仕事中に機械に左手を挟み人差し指、薬指を骨折、中指は腱が出て断裂、特に酷かったのは人差し指で機械から取り出した時は皮一枚でぶら下がっていた。すぐに病院へ行き麻酔なしで治療・・・その後医師より説明で神経が切断されてるとの事で使用は困難と・・・帰宅して激痛に耐えて二日目の夜中、ふと目が覚めた時に部屋の片隅より白い光が左手に差していて、とても暖かく感じて痛みも和らいでいた。翌日からはあまり痛みもなく少しずつリハビリをした。そしてしばらくして指は動くようになり、感覚もある程度戻った。医師はとても驚いていた。


第九話 『幽体離脱』

 24歳の頃、生活の中で人の醜い部分を多く見て、辛いことも多く一週間ほど涙が止まらない状態があった。家族と自分以外が信じられず気分的に低迷してたある晩、ふと気が付くと自分が寝ている姿が見えた。その時の自分は天井の辺りで下に自分がはっきりと見えてる。しばらくして少しずつ距離が縮まって顔の近くで止まった。寝息が確かに聞こえた。


第十話 『不動明王』

 幽体離脱をして約一週間ほどした夜中に突然目覚めた。起き上がってなぜか床に正座をした。すると目の前に見覚えのある社のようなものが浮かび上がった。(亡き祖母が奉っていた物)すると次の瞬間、お経が聞こえてきて、その中より不動明王様が出て来て自分の前に座られた。目はジッとこちらを睨んでいた。しばらくして、不動明王様が何かを語られて来た。口は動いてないがどんどん頭に入ってきた。私は非常に穏やかな気持ちになり全身の力が抜けていくようであった。そして不動明王様は静かに消えて行かれた。今でもその言葉はしっかりと覚えている。


第十一話 『観世音菩薩』

 不動明王様が現れて2週間ほどたったある晩、また目が覚めて起き上がった。するとまた社が現れお経とともに眩しいほどの光に覆われた。そしてその光の中より今度は観世音菩薩様が現れた。とても優しいお顔で私に話しかけられてきた。とても暖かく心地よい感じがした。不動明王様と同じようにいろんなことを話され光とともに消えて行かれた。美しくてやさしく慈愛に満ちたお顔を今もはっきりと覚えている。


第十二話 『空白の2時間』

 25歳の冬、1時間ほどかかる町に私用で車で向かっていた。22時頃に自宅を出発してある農道を走っていた時に耳鳴りに白い閃光。次の瞬間気が付いた時は路肩に止まっていて時間は午前1時だった。頭が重く感じて身体もだるい感じだった。思い出すのは通行車両は1台もなく、エンジンは止まって凄く寒かった。後は思い出せなかった。一体何があったのか今もわからない。空白の約2時間。


第十三話 『太陽が二つ』

 26歳の春、夜中に低い音が耳に入ってきてしばらく続いていた。窓のあたりが急に明るくなり・・・その後は朝だった。起きて夢と思ったがどうしても頭に浮かぶものがあった。それは、二つのピラミッド状の建造物とその後ろにある二つの太陽の光景。何かはよくわからないが今もはっきりと覚えている。しかしそれ以外はどうしても思い出せない。


第十四話 『丸い窓から』

 26歳の5月頃、また夜中に低い音がしてきて目が覚めた。そしてまた窓のあたりが明るくなり・・・前回と同じパターンだった。今回頭に浮かぶものは、丸い窓から見えるとてもきれいな地球と真っ黒な背景、そしてキラキラしてない星、そして、次の瞬間流れるような鮮やかな光の帯。無音。それ以外はよくわからない。


第十五話 『透けた人』

 26歳の夏のある日、名古屋市の栄と言う繁華街に行った。あまりにも暑かったので涼を求めてある店に入った。そして外の通行人を見ていると多くの人の中に透けた人がいた。暑さのせいで目がおかしいと思ったがよく見ると反対側のウインドウにも姿が映ってないし通行人がその人を通過していた。一体何者かよくわからなかったが3人は見かけた。
同伴していた者に話したがその者には何も見えてなかった。


第十六話 『謎の図書館』

 だんだん秋を感じるようになって来たある夜、吸い込まれるように眠りについた。何か呼ばれるような気がしたが目が開かない。暫くすると凄く綺麗な光を感じたが意識が遠のいて行った。次の瞬間、目の前には大きな本棚の列が無数に並んでいた。何処からか声がして話しかけてくるが誰もいない。一筋の光が一冊の本を照らしていたので手にとって見ると表紙には私の名前が書いてあった。表紙を開いてみるとそこには私の生まれた日から今日までのいろいろな事が書かれていた。こと細かく書き記されていたが明日からのページが開けない。何か書かれてる感じはしたがどうしても・・・諦めてその本を元の場所に戻した。その瞬間、綺麗な光に包まれて・・・気がつくと自分のベッドの上に座っていた。


第十七話 『妖精が』

 

第十八話 『浮遊霊』


第十九話 『行者の方に』


第二十話 『その日の内に』


第二十一話 『朝起きると』


第二十二話 『空から声が』


第二十三話 『あるお婆さんが』


第二十四話 『新たな行者の方に』


第二十五話 『どこを走っても』


第二十六話 『言った事が・・・』

更新日  2006.12.18